[{"data":1,"prerenderedAt":531},["ShallowReactive",2],{"report-list":3},[4,283,445],{"id":5,"title":6,"body":7,"date":274,"description":263,"extension":275,"meta":276,"navigation":277,"path":278,"seo":279,"stem":280,"thumbnail":281,"__hash__":282},"report\u002Freport\u002F533.md","制作工程が気になるので『理系が恋に落ちたので証明してみた。』制作現場に潜入してみた。",{"type":8,"value":9,"toc":262},"minimark",[10,18,23,26,29,33,36,41,54,58,63,66,69,75,78,81,87,90,96,99,105,108,114,117,123,126,129,135,138,141,150,153,157,160,164,167,170,173,177,180,183,187,190,196,199,203,206,212,215,218,220,224],[11,12,13],"p",{},[14,15],"img",{"alt":16,"src":17},"図1","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig1.png",[19,20,22],"h2",{"id":21},"序論","【序論】",[11,24,25],{},"　このレポートは、TVアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のアニメ化発表から放送まで、本作がどのように作られていくのかをレポートするものである。本項ではその第三弾として本アニメの制作現場に潜入し、その手法や様子について論じていくこととする。",[27,28],"hr",{},[19,30,32],{"id":31},"本論","【本論】",[11,34,35],{},"　近年、アニメは毎クール週50本以上放送されており、その制作現場は多忙を極めている。一方でその制作現場が公開されることは少なく、実際の作業工程やアニメ制作に携わっている多くの役職、正しい雰囲気はファンのもとに届かない。この課題を解決するため、作業現場の実態を明らかにし、ファンやアニメ業界に関心を持つ人が知りたいであろう情報をより明確に、正確に伝達していく必要がある。そこで今回、本作品を手掛けているアニメ制作会社「株式会社ゼロジー（以下ゼロジー）」へ潜入し、調査を行なった。",[37,38,40],"h3",{"id":39},"伝えるべき情報","■伝えるべき情報",[42,43,44,48,51],"ul",{},[45,46,47],"li",{},"アニメ制作の仕事の種類や作業の内容",[45,49,50],{},"各スタッフの仕事内容",[45,52,53],{},"やりがいや楽しさ、大変さ",[37,55,57],{"id":56},"アニメ制作会社ゼロジーの場合","■アニメ制作会社「ゼロジー」の場合",[59,60,62],"h4",{"id":61},"ゼロジーで行なう仕事の種類や作業流れ","◆ゼロジーで行なう仕事の種類や作業、流れ",[11,64,65],{},"　まずは、本作品の監督を務める喜多幡徹氏に、\"リケ恋\"を作るにあたってゼロジーで何をしているのか、どういった流れでアニメが作られるのかについて話を聞いた。",[11,67,68],{},"　ゼロジーでは最初に、原作のどこからどこまでを描いてどのように締めるのか、話の順番はどうするのかなどを話し合い、テレビフォーマットに合わせて構成を組むところから始めていく。その後脚本家に書いてもらったシナリオを元に、フィルムを作るための設計図となる「絵コンテ」を作る。これは、だいたい1話あたり3週間で作っていくとのこと。",[11,70,71],{},[14,72],{"alt":73,"src":74},"図2","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig2.png",[11,76,77],{},"　続いて、この絵コンテを元に作画以降の作業を進めていく。絵コンテ段階で盛り込めなかった情報なども含め、各話の「演出」が監督の意向を聞き、また自身のアイデアも加えながら「アニメーター」に伝える。アニメーターはそうした情報を踏まえた上で、絵コンテに従って絵を起こしていく、という流れになる。",[11,79,80],{},"　アニメーターが実際に絵を描いていく作業工程も、いくつもの段階に分かれている。最初に、大元の絵を描くのが「原画（原画マン）」と呼ばれるアニメーターの仕事だ。例えば「振り向く前」と「振り向いた後」など、各シーンの大まかなところ（=原画）を描いていく。あわせて背景作成の基となる「背景原図」と呼ばれるものを描くのも「原画」の仕事である。これらを演出が絵コンテと照らし合わせてチェックしていく。",[11,82,83],{},[14,84],{"alt":85,"src":86},"図3","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig3.png",[11,88,89],{},"　演出のチェックが済んだら、続いて「作画監督」がチェックをいれていく。絵というものはどうしても描き手のクセが出やすい。アニメーションは大人数で描かれているため、同じキャラクターであっても描き手ごとのバラつきが発生してしまう。それを、キャラクター設定に従って絵を修正し統一してゆくのが作画監督の主な仕事だ。修正された原画は「動画（動画マン）」と呼ばれるアニメーターのもとに向かう。「動画」の仕事は原画と原画の間を繋ぐ絵を描くことである。",[11,91,92],{},[14,93],{"alt":94,"src":95},"図4","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig4.png",[11,97,98],{},"　テレビで放送される一般的なアニメは1秒24コマだが、1コマにつき1枚を描いていくと枚数が膨大になってしまうので、枚数を減らすために3コマで1枚、1秒間に8枚として絵を作っていく。1コマにつき1枚、24コマ全てを描く「フルアニメーション」に対し、こういった手法を用いたものは「リミテッドアニメーション」と呼ばれる。出来上がった動画はデータ化してPCに取り込んだのち彩色していく。彩色をするための色を決めるのが「色彩設計」と呼ばれる人たちの仕事である。使える色数は作画された線で区切られた1つのスペースに一色のみと、実写の物と比較して遥かに少ない。その限られた条件の中でどうすると見栄えがするのかを設計していく。",[11,100,101],{},[14,102],{"alt":103,"src":104},"図5","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig5.png",[11,106,107],{},"　難しいのは肌色で、ざっと見ると同じに見えても、双子など特別な場合を除いて実は全員違う色なのである。ここで決められた色を元に、「仕上げ」が彩色していく。色が塗りあがったセルと背景が揃って、初めて素材が揃ったことになるのだ。ここから次は、「撮影」がタイムシートと呼ばれる撮影作業のための設計図を基に撮影を行う。",[11,109,110],{},[14,111],{"alt":112,"src":113},"図6","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig6.png",[11,115,116],{},"　撮影とはいっても、今はPC上でデータを結合していくため実際に何かを撮るわけではないが、昔は実際にセルと背景を合わせたものをカメラで撮影していたため、その時の名残で「撮影」と呼ばれているとのこと。タイムシートは1秒間が24コマに区切られており、1枚目の絵を3回撮影、2枚目も3回…という形でどれをどれだけ撮るか、どう見せていくかが尺を計算して書き込んである。",[11,118,119],{},[14,120],{"alt":121,"src":122},"図7","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig7.png",[11,124,125],{},"　タイムシートの通りに撮影して流すことでアニメーションになるというわけだ。このほか、例えば「雷が落ちた」「光が入った」などのエフェクト処理を加えるのも撮影の仕事である。",[11,127,128],{},"　こうしてできた1ショット1ショットを繋げ1本のフィルムにしていくのが「編集」の仕事である。",[11,130,131],{},[14,132],{"alt":133,"src":134},"図8","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig8.png",[11,136,137],{},"　ちょっとした順番の違い、カットの増減で優秀にも駄作にもなる責任重大な役職だ。TVアニメ30分の中で、オープニングやエンディングを除いたアニメの尺はだいたい21分40秒。枠がぴったりと決まっているため1コマたりともずれてはいけない。これが難しく、最悪、カットそのものをなくしてしまうこともある（＝欠番）。",[11,139,140],{},"　ちなみに、ここまでくるのに原画が約15～20人、動画、背景まで含めると1話につき約100～150人の人が動いている。",[11,142,143,144,149],{},"　こうしてできあがった映像に音を入れていくのだが、こちらは以前、音響監督である今泉雄一氏、音響制作である森川潤子氏に話を聞いてレポートしているので、**",[145,146,148],"a",{"href":147},"\u002Freport\u002F73","「アニメが待ちきれないので『理系が恋に落ちたので証明してみた。』アフレコ現場に潜入してみた。」","**を見てほしい。",[11,151,152],{},"　ゼロジーで行なわれる制作の大まかな流れは、以上となる。",[37,154,156],{"id":155},"各スタッフの仕事内容と流れやりがい","◆各スタッフの仕事内容と流れ、やりがい",[11,158,159],{},"　ここからは、各スタッフ別に「リケ恋」にどういう形で関わっているのか、何をしているのかを聞いたのでその内容を紹介していく。",[59,161,163],{"id":162},"監督-喜多幡徹氏","・監督 喜多幡徹氏",[11,165,166],{},"　監督の仕事は、決められた尺の中でどこをどう描き、どういった雰囲気にすると作品が生きるのか、フィルムを想定しながら骨格を作っていくこと。脚本家に方向性を示してシナリオを書いてもらい、それを元に肝となる話数の絵コンテを作る。そしてその絵コンテをガイドにそれ以外の絵コンテを依頼し、上がってきたらチェックする。",[11,168,169],{},"　喜多幡氏によると、この「絵コンテを作る」という作業は、まだ「映像としてのクオリティ」が見えていない、夢いっぱいに想像できる段階。フィルムの完成形を想像しながら１人で自由に作っていくのがとても楽しく、やりがいも感じると話していた。",[11,171,172],{},"　絵コンテができたら、ここからは各話ごとの監督である「演出」にカットの意図やプランを伝えて進めてもらったり、色関係、背景を確認したり、音響に立ち会って音楽や話し方をチェックしたりと確認作業が増えていく。「自分の意図を言葉で相手に伝えるのは難しい」と苦労する点も明かしてくれた。",[59,174,176],{"id":175},"副監督-大西健太氏","・副監督 大西健太氏",[11,178,179],{},"　副監督の仕事は監督のサポートがメインのため現場によってだいぶ異なるそうで、大西氏は「リケ恋の場合、ということになりますが」と前置きしつつ、２話の絵コンテやエンディングのコンテと演出、演出から上がってきたもののチェック、打ち合わせのサポートなど人手が足りないところのヘルプを幅広く行なっていると話した。",[11,181,182],{},"　キャラクターの打ち合わせや「色指定表」確認を経てフィルム１話やPVカットが完成した時はやりがいを感じた、と大西氏。演出の仕事をしていた時よりもいろんな人と接する機会が増え、他人のクリエイティブな面をいつもと違う形で見られたのが、大変ではあったが良い経験になったとのことだ。",[59,184,186],{"id":185},"キャラクターデザイン総作画監督-五十内裕輔氏","・キャラクターデザイン、総作画監督 五十内裕輔氏",[11,188,189],{},"　キャラクターデザインの仕事は、アニメーション用のキャラクターをデザインすること。原作がない作品の場合は、キャラクターを１から作ることとなる。リケ恋の場合は原作があるため、原作を基にアニメーションに必要な情報を作成する仕事となった。 また、総作画監督の仕事は、各話数で作画監督が修正したものを受け取り、最終チェックやブラッシュアップを行なって作品全体としての絵を整えること。",[11,191,192],{},[14,193],{"alt":194,"src":195},"図9","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig9.png",[11,197,198],{},"　五十内氏は、絵の裁量権が全て自分にあり、自分が描いた絵が直でテレビに出るところがこの仕事の楽しいところでもあり大変なところでもある、と話していた。原画の絵を動画がなぞるだけでも雰囲気が変わるため、自分の意図通りに絵を描いてもらう大変さも感じているとのこと。動画が骨格や筋肉を理解しているかどうかで仕上がりが大きく変わってくるそう。",[59,200,202],{"id":201},"色彩設計-松山愛子氏","・色彩設計 松山愛子氏",[11,204,205],{},"　色彩設計の仕事は、キャラクターが外にいる時の色を基本として「色指定表」を作っていくこと。夕方や夜、室内などではキャラクターの見え方が変わってくるため、「色変え」を作っていく必要がある。",[11,207,208],{},[14,209],{"alt":210,"src":211},"図10","\u002Fimages\u002Freport\u002F533_fig10.png",[11,213,214],{},"　また、色指定や仕上げが的確に動けるように指示をし、出来上がったものをチェックしていくのも仕事だ。加えて、雑誌に乗せる絵を塗るなど色に関わることを行っていく。",[11,216,217],{},"　原作を基準にどこまでアニメ映えを考えていくかなど、色の詳細を決めていくのは難しいことだがやりがいを感じると松山氏。一番楽しいのは、実際に色を塗っている時だそう。絵の具で塗っていた時代は使える色が250～300色だったが、デジタルになったことで1670万色に増え、微妙な色合いを表現できるようになり自由度が増したとのことだ。",[27,219],{},[19,221,223],{"id":222},"結論","【結論】",[42,225,226,232,237,242,247,252,257],{},[45,227,228],{},[229,230,231],"strong",{},"アニメ制作の仕事には、1話につき数百人単位の人たちが関わっている。",[45,233,234],{},[229,235,236],{},"アニメ公式サイトに掲載されるスタッフはごく一部で、ほかにも様々な役職が存在し、多くの工程を経て世に送りされている。",[45,238,239],{},[229,240,241],{},"監督の仕事は、絵コンテを作りその後の作業をチェックしていくことである。",[45,243,244],{},[229,245,246],{},"副監督の仕事は、監督のサポート役としてコンテや演出、チェック、打ち合わせなど幅広い作業をこなしていくことである。",[45,248,249],{},[229,250,251],{},"キャラクターデザインはアニメーションになることを考えながらキャラクターをデザインすることである。",[45,253,254],{},[229,255,256],{},"総作画監督は作品全体の絵を統一させクオリティを上げていくことである。",[45,258,259],{},[229,260,261],{},"色彩設計の仕事は、様々なシーンに合わせた色を設計し、その後の工程で混乱しないよう「色の指定」を明確にしていくことなど、色の基準を作ることである。",{"title":263,"searchDepth":264,"depth":264,"links":265},"",2,[266,267,273],{"id":21,"depth":264,"text":22},{"id":31,"depth":264,"text":32,"children":268},[269,271,272],{"id":39,"depth":270,"text":40},3,{"id":56,"depth":270,"text":57},{"id":155,"depth":270,"text":156},{"id":222,"depth":264,"text":223},"2020年03月27日","md",{},true,"\u002Freport\u002F533",{"title":6,"description":263},"report\u002F533","\u002Fimages\u002Freport\u002Freport_533.png","YJofF2WRn1o9-FlECdLNtX37tHXx9bL3b3KcuwPCNzQ",{"id":284,"title":285,"body":286,"date":439,"description":263,"extension":275,"meta":440,"navigation":277,"path":147,"seo":441,"stem":442,"thumbnail":443,"__hash__":444},"report\u002Freport\u002F73.md","アニメが待ちきれないので『理系が恋に落ちたので証明してみた。』アフレコ現場に潜入してみた。",{"type":8,"value":287,"toc":430},[288,294,296,299,301,303,306,308,322,326,329,333,338,341,344,349,352,355,358,363,369,372,378,381,384,389,395,398,401,404,406,408],[11,289,290],{},[14,291],{"alt":292,"src":293},"アフレコ現場","\u002Fimages\u002Freport\u002F73_IMG_9481.jpg",[19,295,22],{"id":21},[11,297,298],{},"　このレポートは、TVアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のアニメ化発表から放送開始まで本作がどのように作られていくのかをレポートするものである。本項ではその第二弾として本アニメのアフレコ現場に潜入し、必要な作業や手順、様子、進捗について論じていくこととする。",[27,300],{},[19,302,32],{"id":31},[11,304,305],{},"　アニメーション制作に欠かせない大事な作業の1つである「アフレコ」。アフレコというと、多くの人が「声優がマイクに向かって演技をしている状態」を思い浮かべる。しかしアフレコは、声優だけで成り立たない。その裏側には、録った音声を繋ぎ合わせるなどして最高のアニメを作るべく動いている人たちが存在する。この部分について語られることはまだまだ少なく、情報が足りていない。そこで、この裏側の部分にもスポットライトを当て、アフレコの全貌を明らかにする。",[37,307,40],{"id":39},[42,309,310,313,316,319],{},[45,311,312],{},"アフレコに関係する仕事の種類や作業内容",[45,314,315],{},"アフレコの流れ、段取り、かかる期間",[45,317,318],{},"現場に流れる空気",[45,320,321],{},"大変さ、やりがい",[37,323,325],{"id":324},"伝える方法","■伝える方法",[11,327,328],{},"　当作品「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のアフレコ現場に潜入し、その様子を取材するとともに、音響監督の今泉雄一氏、音響制作の森川潤子氏、主要キャラクターの声優を務める役者たち5名に話を聞き、その内容をレポートする。",[37,330,332],{"id":331},"理系が恋に落ちたので証明してみたにおけるアフレコの場合","■「理系が恋に落ちたので証明してみた。」におけるアフレコの場合",[42,334,335],{},[45,336,337],{},"音響制作（当作品の場合、森川氏）は、会社や人とお金を繋ぐ仕事",[11,339,340],{},"　森川氏がアフレコで行なう仕事は、制作会社やスタッフ、役者のスケジュールを抑え、予算と照らし合わせて発注を行なうなど「管理」をする仕事である。まず、あがってきたシナリオ、絵コンテから役者は誰が出るのかを拾い出し、台本を製本するため印刷会社に納品する。それと同時に、アニメ制作会社（当作品の場合、株式会社ゼロジー）に絵コンテを納品するよう手配する。これはアフレコ用の映像を制作するために使用される。その後映像と、映像と照らし合わせ修正された台本が送られてくるため、これを音響監督（当作品の場合、今泉氏）に渡す。また、役者のキャスティングにも関わり、スケジュールや予算の管理を行なう。このほかにも、アフレコ当日に電車の遅延や体調不良等で役者が足りていない場合、事務所のマネージャーに連絡して確認するなど、全体を確認しながら調整して回していく。",[11,342,343],{},"　誰が何をどこまで担当するかのパート分けや、責任者を整理しながら手順を踏んでやっていく必要があるため、広い視野を持ってフレキシブルに対応していく必要がある。2次元の制作といえど現場を動かしているのは3次元の生きた人間であり、人間同士の相性もある。そこも考慮しつつ現場をセッティングし、楽しく雰囲気よくアフレコを終えられるよう組むことが、森川氏にとってのやりがいであり喜びだと述べていた。なお、当作品のアフレコ現場は、現場入りしたスタッフや役者が和気あいあいと談笑し、互いに最終チェックをし、本番が始まると一気に真剣さが漂うという理想的な現場であった。",[42,345,346],{},[45,347,348],{},"音響監督（今泉氏）が行なっているのは、音響に関わることの「調整」",[11,350,351],{},"　今泉氏がアフレコにおいて行なう仕事は、監督や原作側と役者の認識や、映像と音声の違和感の払拭など、音響に関わるすべてを調整することである。森川氏から受け取った台本を見て、誰がどこで喋っているかを確認し、パッと見て足りないところを補うなど収録の段取りを決める。例えば、キャラクターの幼少期の役者が台本に書かれていない場合でも、あった方がいいと思えば依頼して追加する。",[11,353,354],{},"　また、役者が演じるにあたって、表情や細かい構成等この段階の映像と台本だけでは分からない部分が出てくる。そこでアフレコ前に今泉氏が監督にチェックする項目を洗い出し、詳細に確認して役者に伝え、役者の意見とすり合わせていく。その際、初登場のキャラクターがいればそのキャラクターの方向性、難しい言い回しや単語、イントネーションの確認も行なう。",[11,356,357],{},"　アフレコ時の流れとしては、まず一度テストとして通しで声を録り、それを見て監督や今泉氏、同席している場合は原作者も交えてテンションや言い回しを修正していく。セリフがかぶっているところは、どちらかが聞こえなくなったり、タイミングをずらしたりできなくなるため、「別録り」をする。こういった打ち合わせをしたあと、再び必要な箇所をアフレコしていく。この調整をするのも仕事の1つ。これらの調整と伝達によって役者の潜在能力を引き出し、良い芝居がを生み出すことが、やりがいであり喜びだと今泉氏は述べる。",[42,359,360],{},[45,361,362],{},"役者もアフレコまでにたくさんの下準備をしている",[11,364,365],{},[14,366],{"alt":367,"src":368},"アフレコ現場の様子","\u002Fimages\u002Freport\u002F73_IMG_9462.jpg",[11,370,371],{},"　アフレコに挑むにあたって、役者たちも見えないところで様々な準備を行なう。まずは台本を全て読んで全体を把握し、そのあと自身が演じるキャラクターについてさらに読み込む。そして映像や原作などと照らし合わせて演技の方向性がある程度固まったら、実際に演じて録音したものを聞きながら、当日のアフレコまでにキャラクターやテンションを調整していく。そのほかにも、それぞれ役者ごとに本番に向けて様々なことを行なっている。",[11,373,374],{},[14,375],{"alt":376,"src":377},"キャストインタビュー","\u002Fimages\u002Freport\u002F73_IMG_9456.jpg",[11,379,380],{},"　本作「雪村心夜」役の内田雄馬氏は、台本から自分が演じる役や掛け合う相手の心情、演出意図、作品で表現したいことを読み解きつつ、様々な可能性を見落とさないよう広い視野を持つことを心掛けている。「氷室菖蒲」役の雨宮天氏は、映像を見ながら自身が演じるタイミングをチェックし、強調する部分やイントネーションも明確にして台本に書き込んでいく。また、「奏言葉」役の原奈津子氏は担当キャラクターを深く好きになれるよう、常にキャラクターの視点で気持ちを考えているという。そして「棘田恵那」役の大森日雅氏は自分のキャラクターが全体の中でどのような立ち位置なのかを把握し、より演技に深みを持たせられるようにしており、「犬飼虎輔」役の福島潤氏は、誰かにプレゼントを贈るような気持ちで、絵や台詞に負けないみんなが楽しくなるお芝居をするために、台本や原作だけでなく、類似する映像なども勉強して役作りをしている、と明かした。",[11,382,383],{},"　どの役割でも見えている仕事はほんの一部分であり、実際は1つの作品を作り上げるためにその何倍も、何十倍もの時間をかけて準備をし、それを「アフレコ」という現場に集約できるよう努力し続けている。この努力があるからこそ、観ていて楽しい、キャラクターと演技がピタッとはまる魅力的なアニメが完成するのだ。",[42,385,386],{},[45,387,388],{},"声を録り終わった後も、今泉氏、森川氏の調整作業や制作進行は続いていく",[11,390,391],{},[14,392],{"alt":393,"src":394},"音響制作の様子","\u002Fimages\u002Freport\u002F73_IMG_9470.jpg",[11,396,397],{},"　アフレコ終了後は、ミキサー及びアシスタントでOKテイクを繋ぎ合わせ、台本の順番通りに並べ直す。それを森川氏が絵を担当している会社に渡し、タイミングが変わっている場所など変更点など「差し替え」をして調整していく。絵コンテから原画になり、カラーになっていく過程で、音声と合わせた時に最初の絵よりキャラクターのリアクションが大げさになる場合も、またその逆もある。これは、監督の意見で変わってくる。",[11,399,400],{},"　映像に音楽や効果音をつける「ダビング」用の絵が送られてきたら、今泉氏が音楽をつけていく。今泉氏が行なうのは、繋ぎ合わせる編集作業。最後の仕上げはミキサーが行なう。例えば、室内で喋っていると反響するが、外では響きが変わってくるため、場面に合わせて調整していく。距離感もこの際に調整される。その後効果音の担当者が効果音を仕込み、そこからダビングして完成形に近づけていく。ここまでの作業が終わったら、完成したものを音響スタッフ全員で聞き、音楽や効果音、セリフのバランスを取りながら微調整し差し替えていく。時にはこの段階で映像が絵コンテ状態のこともあり、監督の意見を聞いて想像力を働かせながらの調整となる、と今泉氏は述べた。",[11,402,403],{},"　制作期間は、絵コンテがきた段階からアフレコまで最短約2週間、アフレコからダビングもまた最短2週間ほどだが、後者は絵のクオリティが上がりそうな場合は待つことも多く、1ヶ月半程度、長ければ半年ほど空く作品もある。ここがうまくいかなければ、絵と音、セリフが合っていない作品が出来上がってしまうため、極力それを避けるためにこの期間が必要なのだと2人は話していた。",[27,405],{},[19,407,223],{"id":222},[42,409,410,415,420,425],{},[45,411,412],{},[229,413,414],{},"森川氏の仕事は、全体を把握し会社や人とお金を繋ぐ仕事である。",[45,416,417],{},[229,418,419],{},"今泉氏の仕事は、スタッフと役者の意思疎通、映像と音声の違和感の払拭など音響に関わるすべての調整である。",[45,421,422],{},[229,423,424],{},"当作品の現場は、和気あいあいと、かつ真剣に仕事に取り組む理想的なチームである。",[45,426,427],{},[229,428,429],{},"製作期間は、絵コンテからアフレコ、アフレコからダビングともに最短約2週間かかる。",{"title":263,"searchDepth":264,"depth":264,"links":431},[432,433,438],{"id":21,"depth":264,"text":22},{"id":31,"depth":264,"text":32,"children":434},[435,436,437],{"id":39,"depth":270,"text":40},{"id":324,"depth":270,"text":325},{"id":331,"depth":270,"text":332},{"id":222,"depth":264,"text":223},"2019年08月03日",{},{"title":285,"description":263},"report\u002F73","\u002Fimages\u002Freport\u002Freport_73.jpg","d_sv0K0wDAfxr9n6HR1aHG_SjLCnUOB9KPiIrV3rEh8",{"id":446,"title":447,"body":448,"date":524,"description":263,"extension":275,"meta":525,"navigation":277,"path":526,"seo":527,"stem":528,"thumbnail":529,"__hash__":530},"report\u002Freport\u002Fanime-announcement.md","キービジュアルもないのにアニメ化発表してみた。",{"type":8,"value":449,"toc":515},[450,456,458,461,463,465,467,470,481,483,486,490,496,499,501,503],[11,451,452],{},[14,453],{"alt":454,"src":455},"アニメ化発表","\u002Fimages\u002Freport\u002Fanime-announcement_1.png",[19,457,22],{"id":21},[11,459,460],{},"　新作アニメの制作本数は年々増加しており、アニメ化発表だけでは情報が届きにくい課題がある。そこで本稿では、TVアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のアニメ化発表戦略をレポート形式で解説する。",[27,462],{},[19,464,32],{"id":31},[37,466,40],{"id":39},[11,468,469],{},"　アニメ化発表に際して通常必要な情報は以下の3点である。",[42,471,472,475,478],{},[45,473,474],{},"ロゴ・キービジュアル",[45,476,477],{},"放送・配信情報",[45,479,480],{},"制作・スタッフ・キャスト情報",[37,482,325],{"id":324},[11,484,485],{},"　通常はホームページやプレスリリース、公式SNSを活用した展開を行う。",[37,487,489],{"id":488},"本作におけるプロモーション","■本作におけるプロモーション",[11,491,492],{},[14,493],{"alt":494,"src":495},"プロモーション資料","\u002Fimages\u002Freport\u002Fanime-announcement_konopuromo.jpg",[11,497,498],{},"　本作の特異な点として、2019年1月時点で具体的情報が未確定のまま、アニメ化発表のみを実施した。その上で、「情報がなければ、情報公開の手順そのものを情報として活用する」という仮説を立て、2019年2月以降の段階的な情報公開スケジュールを設定している。",[27,500],{},[19,502,223],{"id":222},[42,504,505,510],{},[45,506,507],{},[229,508,509],{},"当作品はテレビアニメ化を決定した。",[45,511,512],{},[229,513,514],{},"通常と異なるプロモーション戦略を採用し、段階的に情報を公開していく。",{"title":263,"searchDepth":264,"depth":264,"links":516},[517,518,523],{"id":21,"depth":264,"text":22},{"id":31,"depth":264,"text":32,"children":519},[520,521,522],{"id":39,"depth":270,"text":40},{"id":324,"depth":270,"text":325},{"id":488,"depth":270,"text":489},{"id":222,"depth":264,"text":223},"2019年01月09日",{},"\u002Freport\u002Fanime-announcement",{"title":447,"description":263},"report\u002Fanime-announcement","\u002Fimages\u002Freport\u002Freport_anime-announcement.png","tOV5pewzfMFrlTORbWGceNjhb5k4nwjmHAeToMK9Fjs",1777898800322]